機動戦士ガンダムSEED
c 創通エージェンシー・サンライズ・毎日放送
注意)本編とは会話の内容などが一部異なっています。


「あ!?大きな星が点いたり消えたりしている。はははは、大きい。彗星かなあ。いや、違うなあ。彗星はもっと、バーっと動くもんな。」

ヘリオポリスからふっとばされたキラ。




「ヘ、ヘリオポリスが・・・」

完全に宇宙のゴミとなったヘリオポリスを見て((;゚Д゚)ガクガクブルブルなキラ。




「こうも簡単に落ちちゃうものかね・・・」

ムゥさんだってショックです。




「キラ・ヤマト!聞こえるか!おい!コラ!」
「あ、はい!キラです。無事です。」

ナタルからの通信で我に返ったキラ。




「っく!父さん・・・母さん!」

ヘリオポリスにいた家族を心配していると。




「あ、あれは!」

ヘリオポリスから出たと思われる救命ポッドを発見しました。キラはなんの躊躇もなくそれをゲット。アークエンジェルに持ち帰ろうとします。




「ちょっとマリューさん聞いてよ!キラの野郎なめてますぜ!」

鬼の形相でキラの勝手な判断をちくるナタル。怖すぎです。




「・・・いいから早く戻ってきなさい。」
「艦長!」
「そんなことでもめてる場合じゃないでしょ?」

ナタルを静め、これからどうするかを話し合うクルーたち。




「それならアルテミスへ行きましょう。」
「なるほど、あそこなら少しは大丈夫かも・・・」


防御に優れており、ザフト軍も手が出せない要塞アルテミスに向かうことに決定のようです。




「・・・そんなうまくいくかね。」

クルーを不安にさせるムゥさん。確かにこのままあの変態仮面がおとなしく引き下がるわけがありません。



「フレイ!?」
「キラ!!!!」


キラが拾ってきた救命ポッドにはサイの彼女であるフレイが乗っていました。




「どーなってるの!?ヘリオポリスは?なんであなたここにいるの?」
「そんな質問されても僕照れちゃうよ。」


質問攻めのフレイにキラはまず、フレイを落ち着かせようとサイ達の所へ向かいました。




「クルーゼさん!ヘリオポリス落としちゃいましたよ!」
「想定の範囲内だ」

中立だなんだ言っておいて、地球軍のMSやら製造したヘリオポリスは地球軍のものと同じっていうことですね。




「・・・キラ」

やはりこのセリフしか言えなくなってしまったアスランは、浮気よりも西川を殺したことにブチギレ寸前でした。




「サイ!!」
「あ!ちょ!フレイ!」


感動の再開を果たした二人。





再開が全然感動的じゃなかった人。



「これからどこ行くんだろうな。」
「まだザフト追っかけてくるんだろ?」


自分たちがどうなるのかマジで話し合う少年達。




「え?ザフトに追いかけられてんの?じゃぁこれに乗ってたほうが危ないってこと?」

せっかく助けてもらったのにひどいことを平気で言うフレイさん。




「お〜いキラ・ヤマト」
「なんですか?ムゥさん。」


突然ムゥさんがキラをたずねて来ました。




「そんな怖い顔すんなって。ストライクの整備してくれよ。」
「なんで僕が!」


そんな会話をただ聞いていることしかできないトール達。




「どーせあれでしょ?僕しかいないとか言うんでしょ?わかりましたよ!やればいいんでしょやれば!」

もうやけくそ




「そんなこと言うなって。人手が足りないんだ。」
「だからやりますって。」

話が噛み合わない2人。




「これからまたすぐ戦闘になる。そん時にこの艦を落とすわけにはいかないだろ?」
「だからやるっていってるでしょーが。」

キラの言葉が虚しく響きます。




「この艦を守れるのは俺とお前だけなんだぜ?」

お前もか




「だから、やりますって・・・」

疲れちゃいました。




「ねぇねぇ、どーいうこと?キラがなんで?」
「キラはコーディネーターだからさ。」

カズィ様、あっさりとそんなことを!




「・・・」

ほら〜変な空気じゃーん。




「大丈夫、キラはコーディネーターだけどザフトじゃない。味方だよ。」
「エエエエエエエエエエエエエ」

フレイの不満爆発




「MSが動かせたって、戦争が出来るわけじゃない。」

あくまでも平和主義のキラ。しかしみんなを守るためにも戦わなくてはなりません。




「アスランか。」
「っは!」

アスランはクルーゼさんにキラのことを話しにきました。




「ストライクに乗ってるのはキラ・ヤマト。私の友人であり、恋人であるコーディネーターです。」

ありのままの事実を語り始めました。




「恋人だと?」
「あ!ち、違います!ただの友達です!」


こればっかりは知られてしまったら変態と思われるので極秘のようです。




「ママー!怖いよぅ!」
「大丈夫よ。カズィ様がきっと守ってくれるわ」

・・・カズィって何者?



「えーキラ・ヤマト、キラ・ヤマトは至急ブリッジへ」

いままで一緒に遊んでた友人がいきなり戦闘に駆り出されたりお前しかいないとか言われたりで、ようやく事の重大さに気付き始めたカズィ様たち。



「私たちにできること・・・」
「できることをやろう!」


そしてついに決意。




「み、みんなどうしたのその格好・・・」
「俺たちも何かできないかなって。」
「これくらいしかできないからね。」

美しき友情。そこにそれは確かにあった。




「みんな・・・」

みんなの友情に思わず目頭が熱くなる。




「僕が、みんなを守る。」

キラもついに決意。




「僕が、僕がやらなきゃ・・・!」

自分にできることをやる。キラにとってそれはアークエンジェルを、みんなを守ることだと思った。




「キラ、頑張ってね」
「・・・うん!」

仲間の励ましもあって、キラはついに出撃する。




「キラ・ヤマト。行きます!!」





次回へ続く。


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